WorldEdit

WorldEdit は、領域のコピー&ペーストや指定範囲をブロックで埋めるなどの、強力な地形編集を可能にするプラグインです。
繰り返し構造の多い大規模建築や、広範囲の土木工事、建築物の移築などに非常に重宝します。




基本編

領域選択

WorldEditのほとんどの操作では、まず対象とする領域を選択する必要があります。

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領域選択には「ニンジン付きの棒」を使用します。
デフォルトでは木の斧なのですが、Vostokraftでは木こりプラグインとの兼ね合いのため変更してあります。

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選択したい直方体領域の、一方の角(pos1)をニンジン付きの棒で左クリックします。
Creativeモードで叩いても壊れることはないので安心してください。

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続いてもう一方の角(pos2)を右クリックします。
メッセージ末尾の()内の数値は、選択領域の空気を含んだ合計ブロック数です。

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これで領域選択ができました。

なお選択したい領域の角が空気や水などカーソルを合わせられない物体の場合は、
それぞれ //pos1, //pos2 などコマンドで代用することもできます。(詳しくは「主なコマンド」の項)


クリップボード

おそらくWorldEditの機能で最もよく使用するのはこの機能となるでしょう。

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//copy と打つと、選択した領域をゲーム内クリップボードにコピーします。

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ペーストしたい場所に移動します。

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//paste と打つと、選択した領域との位置関係をそのままにペーストします。
ここから先では、クリップボードに取り込んだ際にプレイヤーが立っていた位置を「基準点」と呼称します。

また //copy だけでなく //cut も可能です。その場合は、コマンドを打った時点で選択した領域内が消滅します。


領域操作

クリップボード機能と同じくらいによく使用する機能かと思われます。

//set

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開発したいところに穴が開いているときなど、手作業で埋めているとなかなか大変です。

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そこで均したい範囲全体(深さも考えて)が収まるように領域選択します。

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"//set <ブロック>" と入力します。

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すると上で指定したブロックで、選択範囲全てが置き換えられました。
どうしても面倒になりがちな地形改変の手間が解消されます。

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もちろん地形のみならず、建築の補助などにも便利です。


//replace

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砂漠を緑化したいものの、//setではまっ平らにするしかありません。

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そこで例のごとく領域選択します。

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"//replace <ブロック1> <ブロック2>" と入力すると……

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範囲内の<ブロック1>が<ブロック2>で置き換えられました。
こうすれば形状を維持したままブロックの置換が可能です。



応用編

クリップボード

//paste -a

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WorldEditのクリップボード機能は、長大な鉄道の建設に非常に役立ちます。
ここでは地中に橋脚がしっかり刺さった高架鉄道を作ろうとしていますが……

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通常通り //copy → //paste しただけでは地面がえぐれてしまいます。

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そこで "//paste -a" と入力してペーストします。

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今度は地面に影響せず自然に貼り付けられました。
後ろに -a を付けることで、クリップボード内のモデルの空気が無視されて貼り付けられます。

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地面を掘ってみても、しっかり刺さっているのが確認できます。


//rotate

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クリップボードにモデルが存在する状態で "//rotate <90/180/270>" と入力すると、
基準点を中心として時計回りに内容が回転します。


//flip

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クリップボードにモデルが存在する状態で "//flip <<N/S>/<E/W>>" と入力すると、
それぞれ南北方向・東西方向に内容が反転します。
選択領域の直方体に対する基準点の位置関係は変わりません。


領域操作

メタデータ・複数指定

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plugin.worldedit.plus.regionedit2
ブロックの指定の際には、 "<ブロック>:<メタデータ>" の形式で特定のメタデータを持つブロックに絞ることが可能です。
また、カンマ区切りで複数のブロックを指定することができます。
この場合は「シラカバの木材とシラカバの原木」を「金ブロック」に置換することを表しています。


確率指定

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こちらは石造建築の廃墟を作ろうとしたものです。
ところがすべて真新しい石レンガで構成されているため雰囲気がイマイチです。

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ここで "<百分率>%<ブロック>" の形式を使用します。
この場合は「すべての石レンガ」を「20%の石レンガ、40%の苔石レンガ、40%のひびの入った石レンガ」に置換することを表しています。

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このように、素材をランダムに配置したい場合には確率指定が便利です。
なお確率指定をせずに複数のブロックを置換後に指定した場合、発生確率は等分されます。


//replace

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ブロックには空気(ID:0)を指定することができます。
"//replace 0 <ブロック>" と入力すれば、このようにフレームだけ作成したところに窓を埋め込むなどに役立ちます。

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一方で置換前のブロックを指定しない "//replace <ブロック>" という書き方もあります。
こちらでは空気以外の全てのブロックを対象として、指定したブロックに置き換わります。


平面操作

//fill・//drain

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なるべく平坦にしたい草原の中に凹地があります。
一見すると、指定したブロックで足元と同じ高さを埋める //fill が便利そうですが、
そのままでは生い茂る長い草が障害物となってあまり効率が良くありません。

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こういった場合は、凹地の中ほどの草が少ないところを見つけ、
一度 "//fill water <半径>" で水没させてしまいましょう。

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その後、水中に立って "//drain <半径>" で水を抜きます。

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背丈の長い草は全て流され、 //fill で埋めやすくなりました。

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なお //drain はマグマにも有効です。



扱えないもの

BukkitPluginはいくつかのメジャーバージョンをまたいでも概ね使用できる傾向にあるため更新頻度が低く、
WorldEditでも最新のMinecraftに登場する一部のブロック等を正常に扱えないことがあります。

  • 樫以外の木のドア
Version1.8から登場しましたが、WorldEditで設置しようとすると消滅してしまいます。

  • コマンドブロックの情報
ブロック自体は設置できますが、コピー元に含まれていた情報は引き継がれません。


引き継がれるもの

WorldEdit 6.1現在、Spigot 1.9環境下では看板やチェストのような非固体ブロックに記録された情報は引き継がれません!
誤ってそれらの物体を変更してしまい //undo しても元には戻りません!
編集の際は十分にご注意ください。

  • 看板の記述
  • チェスト等の中身
  • 音符ブロックの音階


主なコマンド

領域選択

構 文 効 果 必要な権限
//pos1 足元を領域の1つめの角に指定する。 Residents
//pos2 足元を領域の2つめの角に指定する。 Residents
//hpos1 カーソルが指しているブロックを、領域の1つめの角に指定する。 Residents
//hpos2 カーソルが指しているブロックを、領域の2つめの角に指定する。 Residents

クリップボード

構 文 効 果 必要な権限
//copy 現在選択されている領域内を、クリップボードにコピーする。 Residents
//cut 現在選択されている領域内を切り取って、クリップボードに取り込む。 Residents
//paste [-a] クリップボード内のモデルを、相対位置を維持して貼り付ける。
[-a]が付いた場合は、領域中の空気を無視して貼り付ける。
Residents
//rotate <90/180/270> クリップボード内のモデルを、基準点を中心に<90/180/270>°水平に回転させる。 Residents
//flip <<N/S>/<E/W>> クリップボード内のモデルを、領域と基準点の相対位置を維持して<南北/東西>に反転させる。 Residents
//schematic save <名前> クリップボード内のモデルを、<名前>でサーバーに保存する。 Residents
//schematic load <名前> サーバーに保存されたモデル<名前>を、クリップボードに読み込む。 Residents

領域操作

構 文 効 果 必要な権限
//set <ブロック> 現在選択されている領域内すべてを、<ブロック>に置換する。 Residents
//replace [ブロック1] <ブロック2> 現在選択されている領域内の[ブロック1]を、<ブロック2>に置換する。
[ブロック1]が指定されていない場合は、空気以外のすべてを<ブロック2>に置換する。
Residents

平面操作

構 文 効 果 必要な権限
//fill <ブロック> <半径> [深さ] 足元から<半径>mの範囲を、障害物がない限り<ブロック>で埋める。
[深さ]が指定された場合、同様の効果が下にも及ぶ。
Residents
//drain <半径> 足元から<半径>mの球状の範囲にある液体を取り除く。 Residents
/fixwater <半径> 足元から<半径>mの範囲で水の広がりの再計算を行う。 Residents
/fixlava <半径> 足元から<半径>mの範囲で溶岩の広がりの再計算を行う。 Residents

作図

構 文 効 果 必要な権限
//cyl <ブロック> <半径> [高さ] 足元を中心とした<半径>mの円を<ブロック>で生成する。
[高さ]が指定された場合、足元を底とする円柱になる。
Residents
//hcyl <ブロック> <半径> [高さ] ↑の空洞版。底と天井は生成されない。 Residents
//sphere <ブロック> <半径> 足元を中心とした<半径>mの球を<ブロック>で生成する。 Residents
//hsphere <ブロック> <半径> ↑の空洞版。 Residents
//pyramid <ブロック> <段数> 足元を底とした<段数>のピラミッドを<ブロック>で生成する。 Residents
//hpyramid <ブロック> <段数> ↑の空洞版。底は生成されない。 Residents

ツール

構 文 効 果 必要な権限
// スーパーピッケルが有効になる。 Residents
//sp <area/recur> <範囲> ↑が有効になっている場合、ツルハシで左クリックしたブロックから<範囲>mにある<立方体状/球状>の範囲の同じブロックが一度に破壊される。<範囲>の最大値は5。 Residents
//wand 領域選択に使う道具(ニンジン付きの棒)が手に入る。 Residents

その他

構 文 効 果 必要な権限
//undo 元に戻す。 Residents
//redo やり直し。 Residents
/unstuck 作図機能の使用や /tp 失敗など、生き埋めになった際に脱出する。 Visitors
//limit <ブロック数> 編集可能な最大ブロック数を<ブロック数>に変更する。 (コンソール)

  • <>内は必須項目、[]内は任意。
  • ワールドの大破壊や鯖落ちを防ぐため、<半径>は最大64m、編集可能ブロック数は最大65536個となっています。
  • 参考ページ

  • 最終更新:2016-03-03 12:12:48

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